25 December 2014

コマーシャルで味わうイギリスのクリスマス

今、日本でもアップルの感動的なクリスマスCMが流れていますが、イギリスの定番クリスマスコマーシャルといえば大手デパートJohn Lewis。いつも感動的で心温まる内容はクオリティが高く人気です。
毎年クリスマスが近づいてその年のCMが公開されると、UK国内では必ず話題にのぼります。今年も公開されると早速FacebookやTwitterシェアされてました。

今年はペンギン好きにはたまらない?内容です。キュートでほっこりしますね。

このCM、内容はもちろん、音楽も注目されます。というのも、毎年、豪華または新進気鋭のアーティストが名曲をカバーするので、アーティスト・楽曲ともに話題になり、使われた楽曲はこの時期必ずチャートインしてきます。
今年はTom OdellがJohn LennonのTrue Loveをカバー。

去年はLily AllenがKeaneのSomewhere We Only Know、その前の年は、Gabrielle AplinがFrankie Goes to HollywoodのThe Power of Loveをカバーし、この曲が全英シングルチャート1位となったことで,、彼女はその名を知られるようになりました。



そんな訳で、毎年John Lewisのクリスマスコマーシャルは目が離せません。


ちなみに。
John Lewisも素敵だったのですが、今年個人的に一番感動したのは、大手スーパーSainsbury'sのCM。
第一次世界大戦時、敵国同士であったドイツ軍とイギリス軍が、クリスマスの間だけ一時休戦し、共にサッカーを楽しんだ、「クリスマス休戦」の逸話をもとにしています。
 
今年はこのクリスマス休戦から100周年ということもあり、昨日、当時の戦地ベルギーで再現された写真も公開されました。

それでは残り少ないですが、have a very merry Christmas:)