全曲はまだ聴けませんが、一足早めのプチ・プレヴューとして感想をざっとまとめます。
「Sing」が公開された時から、ニューアルバムに対する期待度が俄然上がりました。
まずは(本人にはあんまり似てないけど)ワイルドなマペット・エドがおちゃめなMVをどうぞ。
これ、結構衝撃をうけた人が多かったんじゃないでしょうか。
一番最初に音源を聞いたとき、この小気味良いファンキーさにすっかりexciteしちゃいました。
デビューで成功したアーティストにとっては、鬼門ともなりえるセカンドアルバムですが、エドがこの大事なセカンドに迎えたのが、あのPharrell Williams。
ヒットソングに必ずファレルの影ありと言っても過言ではないほど(実際そうだったし)、昨年の活躍ぶりが記憶に新しい彼ですが、新譜「X」はやはりファレルの影響が大いに反映されている模様。R&B色が強くてラップも多いです。
とはいえ、エドがファレル色に染まっちゃった、とは思いません。アルバムのタイトル通り、エドとファレルの持ち味が掛け算(=multiply)されていると思います。
エドはもともとラップ好きで、ライヴでも交友のあるヒップホップアーティストを招いてよくステージを共にしているし、前のアルバムを出した時に「もっとラップを入れたい」と言っていたという話も聞きました。
今回のアルバムでその希望は叶えましたね。あるいは1stの時にすでに次の方向性をある程度見据えていたとしたら、ファレルとのコラボはグッドタイミングというか、必然だったんでしょう。
亡くなったお祖父さんに捧げられた「Afire Love」。別れを歌った歌詞をピアノの泣きメロが彩るとても美しい曲です。悲しみをこうして一つの作品として昇華できるのが、アーティストの凄いところですね。
そういうこともあってか、youtubeのコメントを見ているとUKファンは賛否両論気味?「Sing」系の曲調についていけないと言っているファンも結構います。新譜の中でも「One」のような、アコースティック+歌声というシンプルなThe エド・シーランな楽曲に票が集まっているようですが・・・。
すでにいくつか出ているメディアのレヴューでは総じて高評価のようです。個人的にもこのエドの"進化"はすごくワクワクするし、大いにアリなのですが。
日本が2日遅れなのが歯がゆいところですが、とにかく、発売が楽しみ。
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