6 May 2014

街のど真ん中でウォータースライド in Bristol

私が留学していたBristolという街のメインストリートに、5日の日曜日、ユニークなものが登場しました。

ブリストルは坂(それもめちゃくちゃ傾斜のきついものばかり)が多い街なのですが、それを利用して、なんとストリートごとウォータースライダーにしちゃいました

長さは90mほどで、この“街中ウォータースライド体験”への参加応募者数は約10万人(!)にものぼり、その中から選ばれたラッキーな約360人がウォータースライドを楽しんだそうです。

ブリストルの友人がfacebookでこの企画のことをポストしていたので、行われることは以前から知っていたのですが、各英メディアはもちろん、なんと今日日本のラジオでも話題にのぼっていたので、ちょっとびっくりしました。こうゆう形で自分が留学していた街が取り上げられるのってすごく嬉しいですね。

このウォータースライドが作られたパーク・ストリートという通りは、ブリストルの目抜き通り的な存在で、坂を上りきったところに大学の建物もあるので私もほぼ毎日通っていました。ただ、そんなメインの通りなのに傾斜がすごいんです。参考までに下の動画をどうぞ。
SkinsというUKの大人気ティーンズドラマ(ブリストルが舞台)のメインキャラの1人の登場シーンです。45秒過ぎたあたりからPark Streetを無茶なスケボーですべっています。
 
初めてこの通りを目にすると普通の人は驚きます。まあ、そのうち慣れちゃうんですけどね。(さらに強烈な坂も存在するので・・・笑)

ブリストルは、ヨーロッパ内では実は観光地としても有名で、UK国内においては最近でもBritain's best city to live in(イギリスの住みたい街No.1)に選ばれるなど人気の高い街なんです。
ただ、日本での知名度はほとんどといっていいほどありません。
というわけで、ブリストルの基本情報を少しご紹介します。
ブリストルはロンドンから西に電車で約2時間ほどいったところにある、南西部の港町です。イギリスの中でも温暖な気候で、UKで一番太陽が照る街と言われているとかいないとか。アートやミュージックといったカルチャーも盛んな街で、バンクシーマッシヴ・アタックはブリストル出身のアーティストです。
Park stにある一番有名なBanksyの作品
実際に住んでみた感想は、大きすぎず小さすぎず緑も水もある自然な豊かな街で、とても暮らしやすい場所でした。本当にアートが盛んな場所で、街を歩いているだけで大小関わらず様々なアートに遭遇しました。それが刺激的で、天気のいい日はただ街をぶらぶらして過ごしたりもしました。
そんな街なので、坂が多いことを逆手にとってウォータースライドにしちゃおう!というこの企画は、すごくブリストルらしいなあと思いました。こうゆうちょっとバカっぽいけど、斬新で面白いアートなヴァイブがブリストルには溢れているんです。

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